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    医師は住宅ローンなどの融資で優遇されるのか | 勤務医ドットコム

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    医師は住宅ローンなどの融資で優遇されるのか

    tokyoh@dmin2017

    一般的な会社員よりも収入が高いといわれている医師。住宅ローンを組む時もその収入が有利に働く部分はあるのでしょうか。

    この記事では、医師が住宅ローンを組む際に、優遇があるのか、そして注意点についてもご紹介します。これから住宅を購入したい人はぜひ参考にしてください。

    厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」 によると、労働者数10人以上の事業所(医療機関)に勤める医師の平均年収は1,169万円だそうです。この金額は他の業種と比べてもかなり高水準になります。

    では、住宅ローンではどのくらい借りられるのかも確認してみましょう。住宅金融支援機構の「2019年度 フラット35利用者調査(p13) 」によると、融資利用者の年収倍率は

    〇 土地付注文住宅:7.3倍
    〇 マンション:7.1倍
    〇 建売住宅6.7倍
    〇 注文住宅:6.5倍

    となっています。こちらに先ほどご紹介した医師の年収を組み合わせると、

    〇 土地付注文住宅:8,533万円
    〇 マンション:8,299万円
    〇 建売住宅:7,832万円
    〇 注文住宅:7,868万円

    まで住宅ローンを借りられるということになります。

    ただし、この金額はあくまで目安です。実際には、借りた金額はこの金額よりかなり少なめだったという人も少なくありません。

    また、金融機関によっては「返済比率」を重視するところもあります。返済比率とは年間返済額が年収の何割になるかというものです。返済比率は金融機関ごとに違いますが、600万円以上の年収の場合40%程度になるようです。医師の平均年収に当てはめると、467.6万円ということになります。

    一例ですが、この金額の返済が20年続くとなると

    467.6万円×20年=9,352万円

    総額9,352万円を返さないといけないというわけです。

    ■ 医師の住宅ローン、優遇はある?

    住宅ローンを組む際に、多くの人が懸念するのは「住宅ローンの審査に通るのか?」という点ではないでしょうか。常勤の医師であれば、この点は心配する必要はありません。また、開業して安定した収入を得ている人も問題ないといっていいでしょう。

    しかし、少々注意しないといけないのは非常勤の医師、開業したばかりの医師、そして転職回数が多い医師です。状況によっては、住宅ローンの契約を渋られる可能性もあります。その際は、どのような点を満たせば審査に通るのかを金融機関の担当者に直接確認してみるのもいいでしょう。

    また、住宅ローンを申し込む際は、日頃から付き合いのある金融機関を選ぶのもおすすめです。預金額を把握しているため、問題がなければ、審査に通りやすくなります。また、医師など資格を持っている場合、金利面でも優遇されることが多々あります。いくつかの金融機関に相談して、より良い条件で借りられるところを探しましょう。

    ■ 医師だからこそ借りられる住宅ローン

    金融機関の住宅ローンは医師に限らず年齢等の申込条件を満たせば誰でも申し込めます。ただ、大手都市銀行の住宅ローンでも融資金額は1億円以内となっていることがほとんどです。もし、それ以上の金額の借入を希望するのならば、各都道府県にある医師信用組合の住宅ローンを検討してみてもいいでしょう。

    医師信用組合の住宅ローンは限度額が2億円になっているものもあるため、高額の借入をしたい場合に向いています。ただし、以下の点には気を付けてください。

    〇 各医師信用組合によって住宅ローン限度額が異なる
    〇 各医師信用組合によって団体信用生命保険の有無が異なる
    〇 連帯保証人が必要な場合がある
    〇 住宅ローンを利用するには医師信用組合への加入が必要

    ■ 優遇があるから大丈夫?住宅ローンを借りる際の注意点

    医師は住宅ローンを借りる際、金利等の面で優遇を受けやすい職業です。だからこそ気を付けておきたい部分もあります。

    ・借りすぎにならないか?
    「頭金不要」という住宅ローンも多くあります。ただし、必要以上に住宅ローンを借りすぎることには気を付けましょう。その分負債が増えることになり、返済の負担も増えます。できれば頭金をある程度準備しておくことをおすすめします。

    ・住宅ローン以外の支出にも気を配る
    生活する上での支出は住宅ローンだけではありません。それ以外の支出にも気を配っておきましょう。特に見落としがちなのが、交際費外食費などです。また、子どもの教育費を惜しみなく出したい、という人も多いでしょう。こちらも家計の大きな負担になることがありますので気を付けてください。特に遠方に住んでいて仕送りのお金もかかるという場合は注意しましょう。

    もし、収支のバランスを取るのが難しい、どの部分を削ればいいのか分からない、という場合は、ファイナンシャルプランナーなどのお金の専門家に相談してみるのもおすすめです。

    まとめ

    医師は住宅ローンを組む際に、審査に通りやすく、金利面等の優遇も受けやすい職業です。そのような理由から、必要以上に借りすぎてしまう懸念もあります。

    まずは、どのくらいの頭金が準備できるのか、住宅ローンを希望通り借りられたとしてもきちんと返していけるのかを確認した上で、申し込むようにしましょう。

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