今回のアンガーマネジメントのテーマは、「正しい怒り方」です。たとえば、相手が部下や後輩や自分のチームのスタッフであるならば、正しい「怒り方」ができれば、相手はそれをプラスに受け止め、何らかの気づきを得て、次の成長ステップに役立つことになることが期待できます。
ポイント『正しい怒り方』とは
「正しい怒り方」を紹介する前に、「正しくない怒り方」を挙げてみましょう。大雑把に分ければ、次の4種が考えられます。
それでは「正しい怒り方」とは?
怒った当人および怒られた相手が、パワハラだと感じたかどうかを判断するアンケートがあります。それによると、怒られた方は、53.8%がパワハラと感じたものの、怒った側が怒ったあとに「これはパワハラかもしれない」と感じた割合は、わずか16.7%にとどまります。
この数字の落差から、怒る側は自分がどのような怒り方をしているのか、自分の放った言葉を相手はどう受け止めたか、ということに対し、無頓着あるいは正しく認識していないことがわかります。
感情的に怒らない
反対に怒られた側にとっては、「何もあんな言い方をしなくてもいいのに」「みんながいる場所で怒られた」「あれは人格の否定だ」など、怒り方に対し傷つき、理不尽な思いを抱いている場合が多いことも読み取れます。
怒りの感情が芽生えた時、いったんはその感情を落ち着かせ、「今、自分は何に対して怒りを感じているか」をきちんと伝えられれば、怒られる相手は問題を理性的に受け止められ、それではどうすれば良かったのかを自ら考えるようになります。
怒るときはイライラした感情を露わにするのではなく、「~だから怒っているのだ」と、怒りの理由と自分の本心をしっかりと伝えること。上手に怒ると、こちらの気持がよりストレートに相手の心に伝播され、相手は本音を聞かせてくれた、と気づいてくれるものです。そうすれば、相手も感情的にも卑屈にもならず、自分も本心で接しようと真摯に向き合ってくれるはずです。
「怒る」とは、怒る理由とそれに対する自分の気持をストレートに伝えること。本心をはっきり表明することが、双方で相手への理解を深めるきっかけになります。
次回はアンガーマネジメント 【第3回】 「〇〇すべきに固執しない」を紹介します。
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