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    医師に人気の資産形成の方法とは? | 勤務医ドットコム

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    医師に人気の資産形成の方法とは?

    tokyoh@dmin2017

    医師の資産形成としてまず考えたいのは「投資」です。投資には、保険、証券、銀行、不動産など、さまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

    今回はそのなかでも特に医師におすすめしたい人気の資産形成方法をご紹介します。

    資産形成の手段として考えられるもの

    医師は高収入を得られる職種です。ただ、生活水準が高かったり、自分の子どもを医師にするために医学部へ進学させたりと、出ていくお金も多い人が少なくありません。効率的に資産形成をするためには「投資」が有効です。現在はお金を銀行に預けていてもほとんど増えませんし、節税効果もありません。

    その点、投資であれば貯金している以上にお金が増える可能性があり、節税も期待できます。実際に、多くの医師が投資を行っています。

    しかし、投資と言われても何からはじめていいのかわからないでしょう。なぜなら、投資方法には多くの種類があるからです。少し挙げるだけでも、保険、証券、不動産投資など、さまざまな方法があります。ここでは各方法の特徴を簡単にご紹介します。

    <保険>
    保険=投資のイメージはないかもしれませんが、保険も資産形成ができる投資の一つです。たとえば養老保険というタイプの保険の場合、満期まで支払うと死亡保険と同等の金額を受け取ることができます。このように一定期間以上支払うと、掛金よりも支払額のほうが上回るタイプの保険があるので、資産形成の手段として活用することができます。

    <証券>
    証券投資はいわゆる株式投資のことで、企業などの株を売買することにより利益を生み出す投資法です。今はパソコンやスマホで簡単に株式投資を行うことができる時代なので、「最も簡単にできる投資」ですが、利益を安定して生み出すのは簡単なことではありません。そのため、その道のプロである証券会社や銀行、コンサルティング会社に依頼するという方法があります。

    <不動産>
    不動産投資はアパートやマンションを一部屋もしくは一棟単位で購入して、それを居住者に貸すことで家賃収入を得るという方法です。最初の投資額は大きいものの、医師は収入も社会的地位も高いため、金融機関から融資を受けやすいので、一般の会社員よりは参入のハードルは低いです。不動産投資については本コラムの後半で詳しく記載します。

    <銀行>
    冒頭で「銀行に預けているだけではほとんどお金が増えない」と書きましたが、定期預金や外貨預金を活用することで増やせる可能性があります。外貨預金の投資法は、金利の高い外貨を購入し、銀行に預けておくことでその金利分を得るというものです。外貨は暴落などのリスクもあるため、慎重に行う必要があります。

    多くの医師が不動産投資を行っているのはなぜ?

    今回のコラムでは、そのなかでも勤務医として働く医師に特に人気の「不動産投資」に着目します。そもそも、なぜ医師(勤務医)に不動産投資は人気があるのでしょうか? 医師と不動産業は全く関係がないため、不動産の専門知識をもっている医師は少ないはずです。

    不動産投資は購入した物件に住んでもらい、家賃収入を得るという方法です。大半の方はマンションの管理は信頼できる管理会社に依頼しているため、この形を実現できれば「自分の時間を不動産投資に奪われないで済む」のです。

    多忙な医師にとって、本業で日々働きながら、投資の業務に細かく目を配り、動き回る時間を確保することは至難の業です。だからこそ、「手間がかからずに収益を得られる不動産投資」が人気であり、おすすめの投資法になるというわけです。

    また、不動産投資は医師(勤務医)の節税対策としても効果を発揮します。支払う税金の額は、簡単に言えば収入から経費と控除を差し引いた額に一定の税率を掛けて算出するので、単純計算で「経費」を高くすればするほど節税ができることになります。

    その点、不動産投資は、修繕費、管理費、固定資産税、広告宣伝費など、不動産運営にかかわる費用を経費として計上することができます。さらに、不動産投資の場合は「時間経過により減少する建物の価値を損益費用として毎年計上できる金額」である「減価償却費」を経費にすることが可能です。これは実際には使っていないイレギュラーな経費であり、勤務医として働く医師がこのタイプの経費を計上できるのは不動産投資のみという点も大きなポイントです。

    不動産投資もメリットばかりではない

    不動産投資のメリットをお伝えしましたが、当然ながらどの投資にもリスクは付き物です。不動産投資の場合は、最初にマンション購入費用という多額の出費がかかるうえ、購入したマンションに入居者が現れなければ家賃収入を得られず、毎月の給与から赤字分を補うことになってしまいます。

    そのため、不動産投資を行う場合は、「人気のあるエリアの物件を購入すること」が必須条件になります。人気のないエリアの物件を購入してしまうと、いくら広告・宣伝費をつぎ込んでも入居者が現れないケースもあります。

    現在は都心で働き続ける独身者が増えているため、都心の駅近ワンルームマンションは人気の傾向にあります。このような状況は時代経過とともに変化していく可能性があるため、不動産投資を検討する場合は、常に情勢をチェックするアンテナが必要になるでしょう。

    こうしたリスクがあることを事前に知っていれば、対策を講じることが可能です。
    必要以上に恐れることはなく、きちんとリスクヘッジをしたうえで不動産投資に臨んでください。

    まとめ

    「たくさん入って、たくさん出ていく」では、なかなか貯まることがないお金でも、適切に投資を行えば、お金を増やし、出費を減らすこと(節税)が期待できます。勤務医として働く医師に特におすすめの不動産投資に興味がある方は、このコラムの他の記事もぜひ一度読んでみてください。

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