\  限定動画がダウンロード可能  /現役税理士が解説する

勤務医向け節税対策のポイント

    お名前必須
    メールアドレス必須
    携帯電話番号必須
    職業必須
    視聴を希望する動画必須
    確定申告「基本編」確定申告「不動産編」

    scroll

    LINEで友だち追加するとAmazonギフトカードプレゼント

    スクロールして記事を読む

    多忙を極める医師のワークライフバランスについて考える | 勤務医ドットコム

    border_colorCOLUMNコラム

    多忙を極める医師のワークライフバランスについて考える

    tokyoh@dmin2017

    「働き方改革」が提唱されている影響か、ワークライフバランスを重視する人が増えています。医師は高収入を得られる職種ですが、絶えず緊張しながらの長時間労働など、肉体的にも精神的にも負担が大きいというイメージもあります。働き続けるためには、患者のことはもちろん、自分の生活を確立させ、心身ともに健康であることが重要です。いま一度医師のワークバランスについて考えてみます。

    ワークライフバランスとは?

    内閣府は「仕事と生活の調和」推進サイト上で「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」を記載しています。そこから一部抜粋すると下記の通りです。

    「我が国の社会は、人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ずしも適応しきれず、仕事と生活が両立しにくい現実に直面している。(中略)仕事と生活の調和と経済成長は車の両輪であり、若者が経済的に自立し、性や年齢などに関わらず誰もが意欲と能力を発揮して労働市場に参加することは、我が国の活力と成長力を高め、ひいては、少子化の流れを変え、持続可能な社会の実現にも資することとなる。」

    要は、仕事と生活の両方を充実させることができる社会を目指すということですね。「仕事と生活の両立」と言っても、ハードワークの医師には簡単なことではありませんが、ここでワークライフバランスの取れた医師のAさんと、苦労している医師のBさんのケースを見てみましょう。
    Aさんの病院は1人の患者に対して複数のメディカルスタッフが連携して治療にあたる「チーム医療」を導入・実践しています。包括診療医として主治医をサポートする立場で働くAさんは9時から5時まで働き、ほぼ残業もなく、深夜に呼び出されることもありません。そのため、夕方以降や休日は家族と共に過ごす時間を楽しみ、日々充実した生活を送っています。
    一方、女医のBさんは夫も医師の夫婦医師であり、子育てもしているため多忙を極めています。夜勤や休日出勤もあるうえ、家事や育児をさぼることもできないため、ほぼ“自分の時間”はありません。そのため、いつも疲れていて、口癖は「あぁ疲れた……」。Bさんはワークライフバランスを考える時期かもしれません。

    転職する、または開業するという選択肢

    具体的にBさんがワークライフバランスを考えて、現在の生活を改善しようとした場合、どのような選択肢があるのでしょうか? ここでいくつか考えてみましょう。
    1つは「転職する」という方法です。病院にもそれぞれ個性があり、Aさんのようにチーム医療を導入して、メディカルスタッフ一人一人の負担を軽減しようと努めている病院もあります。また、保育園施設を付属している病院や育児と両立するため時短制度を導入している病院もあるため、そういう病院に転職できれば「育児」の負担は減る可能性があります。
    厚生労働省は女性医師向けの相談窓口も設けているため、ワークライフバランスに悩んでいる方は一度、窓口に相談してみるという方法もあります。
    他にも、「開業する」という方法もあります。勤務している病院を辞めて、自分でクリニックを開業すれば、働く時間や病院内の制度は全て自分で決めることができます。そのため、ワークライフバランスも自分が思い描く通りに実現しやすいでしょう。ただ、開業は多額の資金がかかる“ハイリスク”な方法のため、事前にしっかり検討することが不可欠です。

    病院以外で、医師としての経験を生かす

    転職にしても、「他の病院に移る」だけではなく、他の選択肢もあります。たとえば、メディカルドクター(MD)。主に製薬会社やCRO (Contract Research Organization=開発業務受託機関)の専門職医師であるMDは、常に一定の需要があり、医師免許を活用することができます。福利厚生も完備されているケースが多く、制度が整っているため、ワークライフバランスを描きやすい職場の1つと言えるでしょう。ただし、MDの場合は英語力やマネジメント能力を求められる場合があるので、転職を考える際には自分の能力や適性を冷静に分析してから動くことをおすすめします。
    保険会社の社医という選択肢もあります。生命保険会社に所属して保険を引き受ける際の診断・査定や保険金支払い時の査定などを行う医師であり、主な業務は保険申込者との面談、保険金請求書診断用紙の確認などです。オンコールもなく、制度が整っている場合があるので、MDと同様にワークライフバランスは取りやすいものの、病院と違ってサブ的なポジションとなるため、一長一短ですが、立場はがらりと変わります。
    また、産業医になることも考えられます。事業場において労働者の健康管理などを専門的な立場から指導・助言する医師で、労働安全衛生法により一定の規模の事業場には産業医の選任が義務付けられているのでニーズがあります。ただ、医療行為は行えないため、医師として活躍してきた人にとってはやりがいを感じられないこともあるようです。

    まとめ

    ワークライフバランスを考えることは人生を充実させるうえで重要なことです。医師としての仕事にやりがいを感じ、第一線で働くことがすべてと考えている人も多いと思います。しかし、何か違う、しんどいと感じ始めたときは、一度立ち止まり、自分のワークライフバランスを考えてみることも必要です。医師にも選択肢はいろいろあり、働き方は多様化しています。

    無料税金対策/資産形成セミナー情報

    勤務医ドットコムでは、医師の方向けに無料セミナーを全国各地で開催しています。
    効果的な節税の方法や相続、資産形成、副業など、収入の多い医師の方にとって有益な情報をお伝えしています。セミナーでは個別相談も実施していますので、あわせてご活用ください。
    先着順となっておりますのでお早目にお申込みください。

    無料税金対策セミナー一覧はこちら

    ピックアップ記事

    1. 50代、勤務医、Qさん(年収3500万円)の不動産投資事例
    2. 見せかけの入居者……高利回り物件に潜む落とし穴!?
    3. 【ワンルーム投資の視点で見る法律や条例】失火責任法
    4. その物件、瑕疵物件かも……リノベーションに潜む落とし穴!?
    5. 50代勤務医Dさん(年収3000万円)の不動産投資事例

    関連記事

    1. コラム

      勤務医や高収入会社員が上手に節税できるはじめてのプライベートカンパニー(法人化)

      勤務医を中心とした医師や高収入の会社員にとって、悩みの種はその高収入に…

    2. 医業承継コラム_0002

      コラム

      後悔しない承継開業…高値案件こそ狙い目

      承継開業専門WEBサイト「医新伝診」は…

    3. コロナ禍で変わった医療業界の今後

      コラム

      【医師執筆】コロナ禍で変わった医療業界の今後

      東京都内では第2波で一日あたりの感染者数が次第に増えてきている現在です…

    4. コラム

      高所得サラリーマンや医師が不動産投資を「自己資金(頭金)0~300万円以下」で始めるポイント

      医師や士業、高所得者サラリーマンの人は、社会的信用力がある特性を活かし…

    5. コラム

      【ワンルーム投資の視点でみる法律や条例】借地借家法編

      不動産投資を行うにあたり、法律や条例の知識も必要となります。不動産…

    6. コラム

      不動産投資セミナーで医師が学ぶべきこととは

      不動産投資を始めたいと考えている医師が増えているそうです。けれど手…

    keyboard_arrow_up