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    医師の生涯年収の実態とは?不安定な収入を安定させる方法 | 勤務医ドットコム

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    医師の生涯年収の実態とは?不安定な収入を安定させる方法

    tokyoh@dmin2017

    世間一般のイメージでは、「医師=高収入」と認識されています。生涯年収はサラリーマンよりも高いのは事実ですが、勤務医や開業医、専門分野によって大きな開きがあることをご存知でしょうか?また、医師は退職金や企業年金が存在しないため、収入が安定しないリスクと常に隣り合わせの状態です。今回は、医師の生涯年収の実態と、安定な収入を得る方法について解説します。

    医師の生涯年収はサラリーマンの2倍

    病院賃金実態資料において、医師の生涯年収は全国平均で約4.8億円という調査結果があります。
    サラリーマンの平均年収は国税庁のデータによると432万円であり、生涯年収(40年)に換算すると2億円弱です。ただし、サラリーマンといっても業種で年収に幅があるので、収入が多い人で約2.5~3億円となります。

    医師の生涯年収はサラリーマンの1.5~2倍以上というデータが存在することから、医師が高収入の職業であることに間違いはありません。しかし、約4.8億円というデータはあくまでも平均であり、場合によってはサラリーマンよりも年収が低いケースがあるのです。

    研修医・大学病院の医師(勤務医)はサラリーマンより低い

    医学部を卒業し、医師の国家資格を取得すると、研修医として働くことになります。研修医の年収は300万円が多く、サラリーマンの平均よりも低いことが一般的です。研修医は労働時間が長いうえに、2年間継続する必要があるので、高収入を得るまでには長い時間が必要になります。

    また、大学病院の医師(勤務医)の場合、20~30代後半までは年収300~600万円ほどが一般的なようです。大学病院は一般病院と異なり、「講師・助教授・教授」と昇進するにつれて年収が上がる仕組みです。教授になると1,000万円台が見込まれますが、キャリアを積めば誰でもなれるものではありません。昇進が年収に関わる大学病院では、高収入を目指すのはやや難しいといえるでしょう。

    生涯年収は開業医・勤務医・専門分野・地域で差がある

    医師の働き方が異なるように、生涯年収も条件によって幅が生じます。そこで、開業医、勤務医、専門分野、地域による生涯年収は次の通りです。

    ・開業医
    個人で開業する場合、院長の平均年収は約2,800万円、30年で生涯年収を計算すると約8億円に上ります。勤務医の2倍と超高収入に感じますが、多額な開業資金や経営者としてのリスクを考慮しなければなりません。看護師やスタッフの給与、施設の建設や建て替え、医師本人の休業補償など、勤務医にはないコストがかかります。
    軌道に乗れば高収入が期待できますが、病院を経営するのはハイリスクハイリターンといえるでしょう。

    ・勤務医
    大学病院ではサラリーマンと年収が変わりないことをお伝えしましたが、民間病院の勤務医の場合、勤続5年ほどで年収1,000万円を超える可能性は十分あります。実際に一般病院の勤務医として働く医師は、年収1,500万円ほどの収入が多いようです。
    厚生労働省のデータでは平均年収が1,500万円、生涯年収にすると4.5億円ほどであり、平均値とほぼ同じという結果です。

    ・専門分野
    医師にはさまざまな専門分野がありますが、高収入の分野とそうではない分野が存在します。
    収入が高い分野の上位は、「脳神経外科・産科、婦人科・外科・麻酔科・整形外科」で、平均年収は1,500~1,300万円です。一方、低い分野は「眼科・耳鼻咽喉科・泌尿器科・皮膚科」で、年収は1,000万円ほどという結果です。

    ・地域
    政令指定都市や東京23区などの主要都市と、そのほかの地域では約5,000万円の格差があります。2017・2018年の推計値では、前者は4.5億円、そのほかの地域で5億円という内訳です。

    東京23区はサラリーマンなら賃金の高い地域でも、医師になると逆転するのは、年収が低い大学病院が集中していることが関係しています。また、新たな専門医制度の要件が大学病院などの大規模病院に該当することと、専門医制度の先行きを不安視する医師が大学病院を選ぶ傾向があることも要因でしょう。

    一方、地方の生涯年収が高い理由は、医師不足、医師の年齢が高いことです。医師を確保するために高い給与を出すので、医師が多い都市部よりも年収が引き上げられます。また、地方に若い医師が少ないのは、研究設備が整っている都市部の病院を希望する傾向が高いからです。
    結果的に、医師は経験やスキルを持っている年齢の高い医師が地方に集まるため、年収の高さがデータとしてあらわれるのです

    退職金・企業年金がない医師は生涯年収の目標を設定すべき

    年収が低い医師がいるとはいえ、サラリーマンよりも年収が高いのは確かです。しかし、サラリーマンには当たり前にある退職金や企業年金などの保障制度は、多くの医師は受けることができません。

    そのため、目先の収入だけにとらわれず、安定した収入を管理できる制度に加入することが重要です。病気などで働けなくなった場合、引き下げられた賃金を保障する「医師向けの収入保障保険」や、転職しても退職金が受け取れる「医療従事者退職金制度」などがあります。医師は定年がない職業なので、先を見据えて収入の安定を図りましょう。

    医師の年収は病院の経営母体(民間or公的)、地方、診療科目など、賃金を決める要素が多く、サラリーマンよりも生涯年収の見通しが立ちにくくなります。そのため、生涯年収をアップしたい場合は、目標を設定し、働き方を変えることが必要です。

    たとえば、忙しくても収入の高い病院に一定年数勤務する、アルバイトを増やす、ワークライフバランス重視で病院を選ぶなど、やり方はさまざまあります。医療機関なら引く手あまたの医師だからこそ、柔軟性のある働き方を活用し、生涯年収アップと収入の安定を視野に入れておきましょう。

    まとめ

    医師という職業はサラリーマンよりも高収入ですが、研修医や大学病院の勤務医は生涯年収が低いという実態があります。開業医は勤務医の2倍の生涯年収になるデータがありますが、一筋縄ではいかない病院経営の難しさというリスクが付き物です。病院の勤務医でも収入が安定しないため、生涯年収の目標設定と保障制度の加入が必要です。激務な医師は本人が体調を崩すケースが珍しくないため、医師として長く働くために、先を見据えた対策を考えましょう。

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