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    研修医後のキャリアで考えたい、大手の美容外科に勤めるメリット・デメリット | 勤務医ドットコム

    医師のキャリア

    研修医後のキャリアで考えたい、大手の美容外科に勤めるメリット・デメリット

    tokyoh@dmin2017

    初期研修終了後、すぐに大手の美容外科で勤務を開始する若手の医師は、近年かなり増えました。

    一昔前では、まず外科等に進んでからキャリアチェンジというパターンが多かったのですが、最近では比較的キャリアの浅い医師が美容外科に進むケースが増えています。

    そこで考えたいのが、大手の美容外科。

    キャリアの選択肢として、まず入ってこない事はないのではないでしょうか?

    今回は、大手の美容外科に進む事のメリット、デメリットについて解説します。

    大手の美容外科に進むメリット

     1.同期の多さ

    大手の美容外科は、採用する医師の数も圧倒的です。年間100人近く採用していると耳にします。

    そうなってくると、同期入職がかなりいる事になります。やはり同期が多いというのは、楽しく働く上で重要ですよね。

    しかしこれは裏を返せば、ライバルが多いという事にもなります。

    デメリットで詳しく解説しますが、昨今はライバルが増えすぎているようにも思えます。

     2.教育体制

    大手であればあるほど、人数が多いのはもちろんですが、そこに加えて教育体制も整っている事が多いです。

    特に完全未経験で入る医師は、やはりしっかりとした教育体制がある美容外科で働く事が、自分にとっても患者さんにとっても幸せなのは言うまでもないでしょう。

    またある程度キャリアが進行すると、今度は教える側にもなるという事になります。

    そういった意味では、古き医局のような、医師が集まってできる組織のような特有の雰囲気も生まれ、こちらも良い面悪い面両方を持ち合わせていると言えそうです。

     3.リーガルリスク体制

    美容外科にはリーガル、つまり法律上の問題がつきまといます。美しさという、数値化しにくい抽象的な概念を扱うため、これは致し方ないと思います。業界構造的な問題です。

    ある意味で、美容外科はそういったリーガルリスクをしっかりと専門家に入ってもらって、ヘッジする事が重要だと思いますが、大手の美容外科ではそういった体制は当たり前ですが整っているようです。

    自分が新人の頃というよりも、自分がマネージャークラスになってから、新人を指導したりする立場になって、よりお世話になる可能性がありますから、中途採用という側面から見てもリーガルリスク体制が整っている大手美容外科は、魅力的に移るでしょう。

    大手の美容外科に進むデメリット

     1.症例が回ってこない

    昨今の大手美容外科では、医師があふれ、症例の奪い合いが発生していると耳にします。つまり、手術をやって上達したくても、できない。そういう現象が起こってくるというわけですね。

    手術ができない、上達しない、手術ができない…という負のループに陥ってしまいそうです。

    これらが起こらないように、日常的に上司との円滑なコミュニケーションを心がけ、自分で患者さんを引っ張ってこれるような営業力を身につけ、患者さんからの信頼を日々の行動と実績で積み上げていく。そんな努力が求められるというわけでもあります。

     2.地方配属と転勤

    大手美容外科の大きなデメリットの1つは、地方配属です。

    やはり都心の美容外科は医師からも人気が高いため、地方配属はあり得ます。

    逆に地方に率先して行く事ができるならば強みになります。上記のデメリットであげた、症例数の奪い合いからも解放され、地方配属が問題ないのであればデメリットを打ち消す事ができます。

    とはいえ、希望する地方にいけるかどうかは限りませんから、このデメリットからは逃れるのは難しいかもしれません。

     3.数年の勤務縛りがある

    大手の美容外科では昨今、勤務に縛りがあると聞きます。

    具体的には、入職したら5年はやめられない、みたいなものです。

    これは大手の美容外科側が、1〜2年働いてすぐ独立する、という医師を未然に防ぎたいのだと思われます。気持ちはわかりますが…個人的にはいかがなものだろうか、と思います。

    これは法的にはおそらく強制できるものではないのですが、契約書に記載されて同意していれば、法的に問題はなくても裁判を起こす事は可能である可能性があり、裁判になればかなり面倒です。

    法的な拘束力はなくても、事実上はかなりの拘束力があると思われます。

    終わりに

    いかがでしたでしょうか?

    何事もそうですが、メリットとデメリットは裏返しです。大手がゆえの教育体制やリーガルリスク体制は魅力ですが、より組織性が増す事で転勤があったり、仕事の奪い合いがあったりと、デメリットも目立ってきます。

    自分にとってデメリットよりもメリットが大きいのか、はたまたデメリットの方が大きいから大手の美容外科はやめておこうとなるのか、ここは人によって分かれると思います。

    キャリアの決断は人生において非常に大きな決断です。

    大手の美容外科に勤める事のメリット、デメリットについてよく理解した上で、自分にあったキャリアを選ぶようにしましょう。


    ▼著者
    大石龍之介
    株式会社ブルーストレージ代表取締役。医師としてクリニックに勤務しながら、不動産投資家としても活動している。

    URL:https://bluestorage.co.jp/

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