人生の岐路となる「結婚」。
医師の方も大きなターニングポイントとなるのではないでしょうか。
今回、勤務医ドットコムでは医師の結婚に関する意識調査アンケートを実施し、医師の既婚率、男性医師と女性医師の結婚感の違いなどをまとめました。
「現在結婚されていますか」の設問に結果は次のようになりました。
全体で86.5%の医師が既婚(婚姻歴あり)という結果になりました。
男女別だと
・男性医師 89.8%
・女性医師 70.0%
と男性医師の既婚率(婚姻歴有り含む)が約9割と高い傾向にあります。
パートナーの職業(未婚の方は将来のパートナー)
「看護師などの医療従事者」が男性医師1位に対して、女性医師は4位という結果に。
女性医師は経済的には自立しているということもあって、「結婚願望無し」が男性に比べて約3倍ほどと、出産でキャリアを中断したくない、結婚よりキャリアを積みたい、といった方が多いのではないかと感じました。
パートナーに求めること
パートナーに「仕事への理解」を求める方が大多数を占め、男女とも2位以下を大きく引き離しての1位でした。
結婚して良かった点、悪かった点
医師同士の結婚で良かった点は
「オンコールや当直など変則勤務への理解がある」
「悩みを共有できる」
「治療法について相談できる」
「経済的な余裕」
など「お互いの仕事に理解がある」というコメントが大半を占めました。
逆に悪かった点はというと
「金銭感覚の違い」
「医療を知りすぎている、手の内がわかる」
「マウントの取り合いでストレスが溜まる」
「お互いに生活能力があるから譲り合う気持ちにならない」</strong >
などの声もある中、「悪い点は特になし」と答える方が多く見られました。
続いてパートナーが医療従事者の場合の良かった点ですが、これも医師同士と同じく「仕事への理解」が大半を占めており、中にはパートナーが看護師である医師は「看護師の考え方や知識などを理解しやすくなった」といったコメントもありました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「医師」という専門的で特殊な職業であるため、パートナーに仕事の理解を求めるという回答が顕著に現れた結果となりました。
お互いの仕事への理解は、共感や共通の言語が生まれて良好な関係を築き、経済的な安定もあることから結果的に高い既婚率となっているのではないでしょうか。