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    いざというときのために知っておきたい不妊治療〜男性は治療に積極的ではない傾向に 男女の温度差はどう解決する?〜 | 勤務医ドットコム

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    いざというときのために知っておきたい不妊治療〜男性は治療に積極的ではない傾向に 男女の温度差はどう解決する?〜

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    不妊治療や検査を受けたことのあるカップルは夫婦全体の約4.4組に1組といわれており、今も増え続けています。最近では男性不妊も女性の不妊と同程度であることが明らかになってきましたが、不妊治療では特に女性の体に大きな負担がかかります。なかなか妊娠しないことに対する不安や経済的負担、治療に合わせて仕事を調整せざるを得ないこと、そしてパートナーの男性が協力的でないという理由で、肉体的にも精神的にも負担を強いられることは珍しくありません。

    今回は、不妊治療を専門とする産婦人科医である私が、今の不妊治療のリアルをお伝えします。不妊治療に取り組む女性の悩みや、不妊治療で起こる男女の温度差をどう解決すればいいのか、私の実体験もあわせてお伝えしていきたいと思います。

    ※生殖補助医療による出生児数:公益社団法人日本産科婦人科学会「ARTデータブック(2020年)」

    まずは自己紹介

    私は現在、とあるクリニックで不妊治療専門の医師として勤務しています。不妊治療には患者さんの体の管理や検査、手術に加えて、患者さんの心理的なサポートやカウンセリングも含まれており、日々さまざまな相談を受けています。

    不妊治療に取り組んでいる女性の悩みは、個人の経験や家庭の事情によって異なります。そのため、都度、状況をみて対応する必要がありますが、まずは患者さんのスタンスや心情に理解を示すことが重要です。不妊治療に取り組む方の一般的な悩みは、おおまかに以下のようなものです。

    理由①妊娠の達成の困難さ

    妊娠がなかなか実現しないことに対する焦りや不安は、不妊治療を受ける患者さんの共通の悩みです。女性は年齢が上がるにつれて妊娠しにくくなる傾向があるため、時間が経てば経つほどその悩みは大きくなっていきます。妊孕性に対する不安や失敗感、治療が高度になるにつれて体が侵食されていくような不安感など、自己肯定感や女性としてのアイデンティティに対して悩むこともあります。また、今妊娠しないことに加えて、今後年齢を重ねるとますます自然妊娠が難しくなるのでは……という、将来への焦りや不安も大きな悩みとなります。

    理由②社会的なプレッシャー

    家族や周囲の人々からの期待や、「女性は子どもを産んでこそ一人前」といった社会的なプレッシャーも女性の悩みとなります。妊娠は自分の意思ではどうにもならない部分もあり、クリニックの方針や治療方法に依存することが多いため、時間の経過とともにプレッシャーも増していきます。また、友人や家族の妊娠・出産の報告や、好意的な応援も、女性にとっては焦りやストレスを感じる原因になってしまうのです。

    理由③経済的な負担

    治療費や薬代、検査や手術の費用など、経済的負担が増えることも悩みの原因です。2022年4月から基本的な不妊治療(人工授精などの一般不妊治療と体外受精・顕微授精などの生殖補助医療)が保険適用となりましたが、高度な治療や検査は適用外となるため、自由診療を望む場合には膨大な費用が必要になります。不妊治療は時間を要するうえ終わりが予測しにくい医療です。治療が長期化するとそれに伴う費用も高額になってしまうため、不安は尽きません。

    理由④パートナーの不理解や非協力

    不妊治療において、男女間のすれ違いはよくあることです。男性が不妊治療に無関心であったり、情報や知識が不足していたり、そもそも男性が不妊治療をよく思っていなかったりと、すれ違いのパターンはさまざまです。また、お互いが不妊治療に取り組んでいても、年齢とともに妊娠確率は低くなるということを男性が真剣に考えておらず、女性ばかりが焦ってしまうというのも悩みの一つです。

    しかし、ここで男性だけを責めるのは禁物です。理解が足りていないのであれば、不妊治療について一緒に知っていこうという姿勢で向き合うことが大切です。また、非協力的な場合は、なぜ男性が不妊治療に積極的ではないのか、しっかり話を聞く必要があります。

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    男性が不妊治療に協力しない場合、必ず理由がある

    これまでの私の経験から、男性には男性なりに、不妊治療に非協力的な理由があることがほとんどです。単に知識不足であれば簡単に解決しますが、

    “女性側の体の負担になるようなことはしたくない”
    “すでに第一子がいるのだから、無理をしてまで二人目をもつことは考えていない”
    “自然に授かればいいけど、体外受精など人工的な治療はリスクもあるのでやりたくない”

    といったように、不妊治療について十分に知ったうえで、非協力的なスタンスを保っている方もいます。

    また、男性側も、自身の生殖能力についてプレッシャーを感じていることを忘れてはなりません。妊娠させる力がないことを直視したくない、自分に原因があると思いたくないと、といった自尊心があるため、なかなか病院に行こうという説得に応じないことが多いのです。​

    女性患者から「夫を説得してください」と言われたら……

    実際に、私のクリニックにも女性が一人だけで受診しに来るケースがあります。しかし、不妊治療は男性の協力がないと成立しません。そのため、パートナーの男性に「不妊治療に協力するように説得してほしい」という相談を受けることもよくあります。そういう場合、「まずは男性の方を連れてきてください」と言って話し合いの場を設けることにしています。

    不妊治療を行っていると、どうしても女性に焦点が当たるため、男性の意見や感情が軽視されがちです。だからこそ、来院してくださった男性には「まずは来てくださってありがとう」と感謝の意を表し、「男性の気持ちも分かりますよ」という姿勢を示すようにしています。

    また、説得するのは男性だけではありません。話し合いをしていると、男性側にもしっかりとした根拠があって不妊治療に非協力的だったことが分かるケースもあります。不妊治療はどちらか片方が正しいというわけではありません。「(パートナーの男性が)不妊治療をしてまで子どもは欲しくないということは、今の二人の生活が充実していて幸せだからですよね」「子どもがいなくても成り立つ夫婦はすごいと思いますよ」など、お互いにとって最善の選択になるようにアドバイスをしていきます。

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    まとめ

    今や全出生児のうち7.2%、つまり約14人に1人が生殖補助医療による出生児です(2023年6月現在)。また、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は22.7%で、約4.4組に1組の割合になります。

    ※出典:生殖補助医療による出生児数:公益社団法人日本産科婦人科学会「ARTデータブック(2020年)」</span >

    2022年4月から不妊治療の一部保険適用が始まり、不妊治療をする夫婦は今後ますます増えていくことが予想されます。その分、不妊治療に悩む女性の数も増えていくでしょう。不妊治療に正解はありません。不妊治療において男女の温度差で悩まれている方には、まずは直接話し合う場をつくり、お互い気持ちを尊重しながら二人がどこまで歩み寄れるか、サポートすることが重要です。​

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