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    【現役医師連載コラム】クリニック院長が気をつけたい、スタッフとの接し方 | 勤務医ドットコム

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    【現役医師連載コラム】クリニック院長が気をつけたい、スタッフとの接し方

    tokyoh@dmin2017

    こんにちは。今回はクリニックの院長に向けて「スタッフとの接し方」について、考えていきたいと思います。

    院長という立場から、クリニックのスタッフにどう接して良いか、分からない時って、正直なところありますよね。

    いくつかある注意点の中でも、重要な事について今回はまとめました。

    クリニック院長は、常に中立であるべき

    最も重要でありながら、結構難しいのが「常に中立な立場を維持する」という事です。

    院長という立場は、働いているスタッフからすれば上司であり、人事部長であり、多くの場合雇用主でもあります。言ってみれば「あらゆる上司を合体させたもの」なので、色々と言われる立場でもあります。

    具体的には

    福利厚生をもっと充実させてほしい
    給料をあげてほしい

    という話から

    ○○さんが全然働いてくれない
    △△さんが最近遅刻をしがちになっているから、なんとかして欲しい
    □□さんが何回教えても覚えてくれない、本当に使えない

    といった、人事の話まで。あらゆる話題が降りかかります。

    そんな中、気をつけたいのが「あくまで中立」であり続ける事。誰の肩も持たない事です。

    誰かの肩を持ってしまうと、グループ化してしまいます。クリニックの中で絶大な権力を誇る院長が、どこかのグループに所属する事で、その派閥に所属しているスタッフは生き残り、そうでないスタッフは疎外感を感じ始め、最終的には辞めてしまうという事にもつながりかねません。

    職場全体の雰囲気も悪くなり、逆に「院長に肩を持ってもらった」スタッフは天狗になり、横柄な態度を取り始めるようになります。これはスタッフ間もそうですが、患者さんに対しても、です。

    このように、院長が誰かの肩入れをした事で生まれた派閥、その空気感は、労働環境を悪化させてしまいます。最終的には、診療態度などにもそれが悪影響を及ぼして、Googleの口コミ評価で辛口コメントを残されてしまうかもしれません…。

    院長はあくまでも中立。これを守りましょう。

    クリニックの院長は、適切に距離を取る

    少し寂しい話ですが、スタッフとは適切に距離を取る事が重要だと僕は思っています。

    理由は明快で、上記のように誰かに肩入れするのを避けるためです。

    誰かに肩入れして派閥が生まれてしまうのは、そもそも特定のスタッフとの距離が近い事で発生します。

    それを予防するためにも、スタッフとの距離を適切に保つ事は重要です。

    ありがちなのが「仕事のできるスタッフと近くなってしまう」という事象です。実際、仕事のできるスタッフは、現場の上司として全体をまとめている事も多いので、院長との距離は必然的に近くなりがちです。

    しかしながら、働いているスタッフから「院長と○○さんは密接だ」と思われてしまうと、変な空気になってしまう事もあります。そんな時こそ、必要以上に距離を縮める事はせず、適切な距離を保つようにしましょう。

    クリニックの院長、アンテナは高く

    それでいて、スタッフの不満や働き方の情報などは、なるべく早めに受信するべきです。

    具体的な行動に落とさなくても、スタッフが何をどう思っているか、知る事が大事です。

    不満があるならば、早めに解決する事で離職予防につながります。採用難の現代では、離職予防は重要な管理職の仕事ですよね。

    そのためにもスタッフと会話をしたり、適切なコミュニケーションを取る事で「話しかけやすい空気」を作っておく事は、非常に重要です。

    スタッフとの距離は近過ぎてもダメですが、情報を受信できないほど遠くてもダメなのです。

    クリニックの院長は、基本お口はチャック

    アンテナを高くして、情報の受信は行えるようにしておきつつも…仕入れた情報を口外しないようにしておく事も、同時に重要です。

    受信はしつつも、送信はするなという話ですね。

    スタッフからすれば、院長にしか言っていない事が、他のスタッフも知っていたとしたら、どうでしょうか?おそらく「口の軽い院長だな」と思って今後そのスタッフは、思っている事を隠すようになるでしょう。

    思っている事を隠されてしまうと、今度は受信ができなくなってしまい、本末転倒です。一度植え付けられた疑念や、信頼の喪失は、回復させるまでに時間を要します。失うのは一瞬ですが、元に戻すのは年単位での時間がかかるかもしれません。

    最終的には、経営に直結するようなスタッフの離職につながりかねない事態に発展し得るので、口の軽い先生は注意しましょう。

    昔から

    口は災いの元
    沈黙は金なり

    などと言いますが、まさにその通りです。

    もちろん、つい話をしたくなってしまうのは、わかります。

    しかし少なくともスタッフが話してくれた内容は、他のスタッフの耳に入らないような、遠いところで話をするべきでしょう。

    最後に

    いかがでしたか?院長という立場上、スタッフからすればいくつかの職種を全て兼ねた上司ですから、求められるスタンスが多岐にわたります。

    中には「近過ぎてもダメだけど遠くてもダメ」とか「受信はしても送信はするな」とか、一見すると矛盾していそうな内容も含まれています。

    複雑な人間関係に挟まれ、疲弊する先生も多い中、これらのバランスをうまく取っているクリニックは、僕が見てきた範囲では成功している印象です。

    やはり働いている人が気持ちよく働いて初めて、良い仕事ができるというもの。院長という立場は大変ですが、ぜひ参考にして、まずは1つからでも初めてみてはいかがでしょうか?

    現役医師連載シリーズ


    ▼著者
    大石龍之介
    株式会社ブルーストレージ代表取締役。医師としてクリニックに勤務しながら、不動産投資家としても活動している。

    URL:https://bluestorage.co.jp/


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