こんにちは、美容医師の大石です。
美容医師になった先生は、一体どのような理由で美容医師になったのでしょうか。元々興味があって、給料が高かったから、なんとなく。色々な理由があると思います。
これから美容医師になるかもしれない、医学生や研修医、若手の先生で転科を考えている先生からすれば、その辺りが知りたいところですよね。
今回は、僕が美容医師になった理由について、全てはとても書ききれませんが、大まかに書いていきたいと思います。
美容医師になった理由1、肌が綺麗だったから
色々なところで、特に女性に
「先生、肌が本当に綺麗ですね!」
と、ありがたい事に言われます。
僕の生活圏内で、例えば看護師さんからも「先生、肌ツルンツルンだね!なんで?」と聞かれますし、キャバクラに行っても「肌めっっちゃ綺麗じゃない!?」と言われます。
僕自身、特に男性の方はそうだと思いますが、自分の肌が綺麗かどうかなんて、あんまりわかんないですよね。
実際、こうして周りの方々にありがたい事に、肌が綺麗だと言ってもらえる機会が多くあったので、どうやら自分は肌が綺麗らしいという事に、少しずつ自覚を持ち始めてきました。
何か特別な事をやっているのかと言えば、正直申し上げますと、特別何もやっていなくて、何なら夏は日焼けローションを全身に塗って、太陽の元で日焼けをしているくらいの人間です。
もちろん、美容が本業になってからは、きちんと保湿して日焼け止めを塗りはじめましたし、ヒゲの脱毛は終わりました。
つまりこの「肌の綺麗さ」は、ほぼ遺伝によるもので、おそらく僕の母親から受け継いだ遺伝形質だと思われます。母親には感謝しております。
この遺伝形質のおかげで、ある意味、美容医師への道が、開けた部分があります。
どのような患者さんと接していても「先生、肌が本当にお綺麗ですよね」とよく言ってもらえて、非常に好印象なようです。
また美容医師の肌が綺麗だと、全ての発言に説得力があると思いませんか?
これは例えば、呼吸器内科の先生が絶対にタバコを吸わないとか、糖尿病内科の先生が太っていないとか、そういった話に近いとは思いますが、そんな中でも「美容医師が美しい」という事は、何よりも説得力を増す1つの要素だと思います。
僕の場合、僕自身の努力によるものでは決して無いのですが、どうやらこれは1つ、自分の持つ強み、才能の1つだという事を認識したので、それを正しく活用するためにも、美容医師への道を僕は歩み始めました。
美容医師になった理由2、時間の余裕があるから
美容医師になった理由に、待遇面が良いというのもありました。
当然、休みもキッチリもらえますし、年収も上がります。経済的にも余裕が生まれますし、それも大きな要素の1つです。
そこに加えて、個人的に魅力的だったのが「勤務中の時間に余裕がある」事でした。
僕は美容医師でもありながら、不動産投資をしたり、他に時間を使ってやりたい事がある人間ですので、なるべく時間を分散させて使いたかったのです。
もちろん、それで提供するサービスの質が落ちてしまっては、元も子もありませんから、キッチリ美容医師としての仕事はこなします。
しかし、少し余った時間に関しては、うまく活用して、このような記事執筆時間に当てたり、別のことをする時間として使わせて頂いております。
僕という人間の性質上、1つの事に集中したくない性質だったため、美容医師の勤務形態が、マッチしていたという事ができるでしょう。
もちろん、休日に家族としっかり遊べて過ごせて、経済的にも恵まれているというのも、大きいのですけれどね。
美容医師に必要な才能は、手先の器用さだけではない
美容医師に必要な才能は何でしょうか?手先の器用さだと答えるのは、いささか安直過ぎます。美容医師の仕事のリアルを、あまり知らない人の発言だと思います。
もちろん手先が不器用では困りますが、仕事のクオリティを担保できるレベルであれば、それ以上は不要だと思います。
それよりも、別の記事で書いたように「孤独に強い」という事は、美容医師にとって必須の素質だと思います。
そして今回の僕のように、肌が生まれつき綺麗である、という事も、日常診療に説得力を持たせる、お客様からの信頼を勝ち取る事ができる、1つの大きな強みである事は、間違いありません。
ですから、手先が器用じゃ無いからといって、美容医師を諦める必要は全く無いと思います。
トークが上手で、肌が綺麗なら、手術はしなくても基本、外来で成り立つような業務と、セールスやアップセルトークを担当する医師になれば、それは美容医師として必要な存在になる事ができます。
自分自身のステレオタイプで、自分は美容医師に向いていないのではないか、と考えて将来の可能性をつぶしてしまうのは、もったいない事です。
実際に1度見てみて、どのようなスキルや才能を持っていれば価値を出す事ができるのか、ポジションを確保できるのか、自分の頭で考えて、自分を見つめて客観的に向いているか向いていないか、価値を提供できるかできないか、決めるのが良いと思います。
▼著者
大石龍之介
株式会社ブルーストレージ代表取締役。医師としてクリニックに勤務しながら、不動産投資家としても活動している。