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    医師連載

    【現役医師連載コラム】今の日本のインフレの正体は?

    tokyoh@dmin2017

    こんにちは、美容医師で投資家の大石です。

    昨今、ニュースや新聞、経済雑誌などでも「インフレ」の4文字を見かける事が多いのではないでしょうか?

    果たして、インフレは本当にやってくるのでしょうか?

    そもそも、インフレと金利って、一体何なのでしょうか?

    考えてみたいと思います。

    インフレって、一体なに?

    そもそもインフレって、一体何なのでしょうか。難しい説明は省いて、一言で言ってしまえば「お金の価値が下がって、物やサービスの価値が上がる現象」です。

    具体的には、例えば1個100円のりんごが、120円になったとしたら、これはりんごの値段が上がったとも考えられますが、同時にお金の価値が下がったとも考えられます。

    原因や因果関係について考え出すと、頭が混乱してしまうので、ここではひとまず置いておきます。

    なぜ最近「インフレ」の4文字をよく見るのか

    最近「インフレ」の4文字をよく見る事があると思いますが、これは一体なぜなのでしょう?こちらは答えが簡単です、売れるからです。よく見てくれるからです。

    雑誌にすれば売れるし、テレビで言えば視聴率が取れる。だからインフレについて特集しているわけですね。

    なぜこれほどまでに「インフレ」に注目されるか、これはみんな興味があるからです。国民の生活に直結している事であり、そして実際に物価の上昇を、肌で感じる事が多くなってきたから、国民全体が「物価が上がっている」と思っているから、インフレという文字に興味が向いて、それをわかってメディアはこの4文字を多用しているのだと思います。

    つまり「インフレ」の4文字がメディアに出ている、という時点で、国民の多くは「インフレが来ている、起こるのかもしれない」と感じている、という事になりますね。

    今回の「インフレ」の正体

    今回、日本で物価が上がっている、材料が値上がりしていると言われる現象について、原因と思われるものはいくつかあります。

    まず1つめ、新型コロナウィルス感染拡大による、生産体制のストップ。

    新型コロナウィルスによって地球上の人類は振り回されております。当然、工場も止まったり、止まっていなくても人がいなかったり、人がどれくらい足りなくなってどれくらい戻ってくるのか予想もつかないので稼働効率も下がったりと、あらゆる生産活動が非効率になり、かつ絶対的な生産時間も減らされてしまいました。

    これにより生み出される生産品の数が圧倒的に減少します。

    国民が飢えてしまわないように、また国民の混乱と反発を抑えるためにも、各国はお金をばらまきました。

    生産品の数が減少して、お金が増えれば、それは当然、お金の価値が下がって物の価値が上がりますよね。

    2つめ、海外のインフレと為替。

    そんなこんなで、海外ではインフレが既に始まっており、アメリカがまず最初に沈没しかけていて、今はヨーロッパにその波が来ています。

    それを証拠に、FRBとECBという、インフレの度合いを見ながら金利を上げ下げするような重大決定をする機関が、金利を上げると言い始めました。

    なぜ金利を上げるかというと、物価の上昇を鎮静化するためです。医学で例えるなら、皮膚に炎症が起こっていたら、まずはステロイドで皮膚の炎症を抑える感じに似ていますね。それと同じくらい、インフレの際はまず金利を上げるのが最重要項目なのです。

    金利を上げると、当然その国の通貨は、人気になります。金利が上がるので、預金をしておけばチャリンチャリン、ですからね。ただ金利が上がりすぎて、今度はインフレがコントロールできない空気になってくると、一気に敬遠され始めます。これがハイパーインフレです。

    今はドル、ユーロなど大きな集合体になった通貨がメインですから、基本的には破綻リスクが少ないと見て、ちょっと金利が上がったらチャリンチャリン目的にで、その国の通貨を買う人が増えます。

    そうすると、日本のように金利を上げていない国は、人気がなくなります。円で持っていても、チャリンチャリンをもらえない上に、人気がなくなるので円安にもなって、キャピタルも減ってしまいます。インカムももらえない、キャピタルも減る。まさに投資対象としては、金利の低い国の通貨は魅力的じゃないわけです。

    そういった理由から、日本円が一気に円安に進み始めていて、今度はユーロも金利をあげるとか言って、日銀総裁は金利は絶対にあげないと言っているので、円がドンドン売られ安くなり、対外物価に対しての円価格が一気に上がりました。

    海外で、例えば1こ1ドルのりんごが、コロナのインフレで1ドル10セントになっていて、1ドル100円だった円が円安になって1ドル120円くらいになった、みたいな感じです。

    こうなると、最初は1こ1ドル、つまり100円で買えたりんごが、今となっては1ドル10セントで1.1倍になり、しかも今は1ドル120円なので132円くらいになってしまっているわけです。

    アメリカ人がドルで見れば、りんごは+10%くらいに見えますが、日本人から見ればりんごは+32%に見えますから、日本は対外生産物に対する物価が一気に上がった、と感じられているはずで、だからこそ「インフレ」の4文字に注目が集まっている、と思われます。

    少し長くなってしまいましたので、続きはまた次回。


    ▼著者
    大石龍之介
    株式会社ブルーストレージ代表取締役。医師としてクリニックに勤務しながら、不動産投資家としても活動している。

    URL:https://bluestorage.co.jp/

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