\  限定動画がダウンロード可能  /現役税理士が解説する

勤務医向け節税対策のポイント

    お名前必須
    メールアドレス必須
    携帯電話番号必須
    職業必須
    視聴を希望する動画必須
    確定申告「基本編」確定申告「不動産編」

    scroll

    LINEで友だち追加するとAmazonギフトカードプレゼント

    スクロールして記事を読む

    【所得税・住民税】不動産投資の節税シミュレーション | 勤務医ドットコム

    不動産投資入門

    不動産投資 節税シミュレーション

    【所得税・住民税】不動産投資の節税シミュレーション

    ameto.tokyoto

    多忙な日々を送る勤務医の方にとって、節税対策は大きな関心事の一つではないでしょうか。節税の有効な手段として注目されているのが不動産投資です。

    実際に不動産投資に興味をお持ちの方の中には「税金がどれくらい安くなるのか」「年収ごとにいくらくらい節税できるのか」などが気になっている方もいるでしょう。

    そこで本記事では、不動産投資を始めた場合に年間でいくらくらい節税できるのかを年収別にシミュレーションします。

    ただ、本記事のシミュレーションは特定の条件のもとでの試算であるため、個々人の状況によって実際の税額は異なります。あくまで節税効果のイメージを掴むための参考としてご覧ください。

    不動産投資により節税できる仕組み

    不動産投資で赤字が出た場合、損益通算によって課税所得が減り、結果として節税につながります。

    損益通算

    出典:RENOSY マガジン「不動産投資は節税にならない? 仕組みと節税効果が高い人を解説」

    上記のように、年収610万円の人が不動産投資により210万円の赤字が出ると、課税所得は400万円となります。この400万円をもとに所得税や住民税が算出されるため、節税できるという仕組みです。

    実際に、不動産投資でどのくらいの金額を節税できるのかシミュレーションしてみましょう。シミュレーションの前提条件は以下の通りです。

    • 年収から差し引く控除は給与所得控除・社会保険控除・基礎控除の3つ
    • 課税所得額をもとに、所得税額・復興所得税額・住民税額を算出
    • 不動産所得によって50万円の赤字が出たと仮定

    年収500万円、800万円、1,000万円、1,200万円、1,500万円に分けて、それぞれの節税額を計算します。

    年収500万円の場合

    年収500万円の場合の各種控除や税額は、以下のようになります。

    控除や税金の種類控除額・税額
    給与所得控除
    (年収×20%+440,000円)
    1,440,000円
    社会保険料控除700,000円
    基礎控除
    (年収2,400万円まで一律)
    480,000円
    課税所得額
    (年収−上記3つの控除額)
    2,380,000円
    所得税額
    (課税所得額×10%−97,500円)
    140,500円
    復興特別所得税額
    (所得税額×2.1%)
    2,950円
    住民税額
    (課税所得額×10%)
    238,000円

    不動産投資を行っていなければ、381,450円の所得税と住民税を納めなければなりません。

    もし不動産投資を行っていて50万円の赤字が生じている場合、損益通算により課税所得額は1,880,000円となります。

    そのため、各種税金も以下のように減額となります。

    • 所得税:1,880,000円×5%=94,000円
    • 復興特別所得税:94,000円×2.1%=1,974円
    • 住民税:1,880,000円×10%=188,000円

    よって、税金の合計額は283,974円となり、97,476円の節税ができます。

    年収800万円の場合

    年収800万円の場合の各種控除や税額は、以下のようになります。

    控除や税金の種類控除額・税額
    給与所得控除
    (年収×10%+1,100,000円)
    1,900,000円
    社会保険料控除1,122,000円
    基礎控除
    (年収2,400万円まで一律)
    480,000円
    課税所得額
    (年収−上記3つの控除額)
    4,498,000円
    所得税額
    (課税所得額×20%−427,500円)
    472,100円
    復興特別所得税額
    (所得税額×2.1%)
    9,914円
    住民税額
    (課税所得額×10%)
    449,800円

    不動産投資を行っていない場合、931,814円の所得税と住民税を納めなければなりません。

    もし不動産投資を行っていて50万円の赤字が生じている場合、損益通算により課税所得額は3,998,000円となります。

    そのため、各種税金も以下のように減額となります。

    • 所得税:3,998,000円×20%−427,500円=372,100円
    • 復興特別所得税:372,100円×2.1%=7,814円
    • 住民税:3,998,000円×10%=399,800円

    よって、税金の合計額は779,714円となり、152,100円の節税ができます。

    年収1,000万円の場合

    年収1,000万円の場合の各種控除や税額は、以下のようになります。

    控除や税金の種類控除額・税額
    給与所得控除
    (上限額)
    1,950,000円
    社会保険料控除1,212,000円
    基礎控除
    (年収2,400万円まで一律)
    480,000円
    課税所得額
    (年収−上記3つの控除額)
    6,358,000円
    所得税額
    (課税所得額×20%−427,500円)
    844,100円
    復興特別所得税額
    (所得税額×2.1%)
    17,726円
    住民税額
    (課税所得額×10%)
    635,800円

    不動産投資を行っていなければ、1,497,626円の所得税と住民税を納めなければなりません。

    もし不動産投資を行っていて50万円の赤字が生じている場合、損益通算により課税所得額は5,858,000円となります。

    そのため、各種税金も以下のように減額となります。

    • 所得税:5,858,000円×20%−427,500円=744,100円
    • 復興特別所得税:744,100円×2.1%=15,626円
    • 住民税:5,858,000円×10%=585,800円

    よって、税金の合計額は1,345,526円となり、152,100円の節税ができます。

    年収1,200万円の場合

    年収1,200万円の場合の各種控除や税額は、以下のようになります。

    控除や税金の種類控除額・税額
    給与所得控除
    (上限額)
    1,950,000円
    社会保険料控除1,302,000円
    基礎控除
    (年収2,400万円まで一律)
    480,000円
    課税所得額
    (年収−上記3つの控除額)
    8,268,000円
    所得税額
    (課税所得額×23%−636,000円)
    1,265,640円
    復興特別所得税額
    (所得税額×2.1%)
    26,578円
    住民税額
    (課税所得額×10%)
    826,800円

    不動産投資を行っていなければ、2,119,018円の所得税と住民税を納めなければなりません。

    もし不動産投資を行っていて50万円の赤字が生じている場合、損益通算により課税所得額は7,768,000円となります。

    そのため、各種税金も以下のように減額となります。

    • 所得税:7,768,000円×23%−636,000円=1,150,640円
    • 復興特別所得税:1,150,640円×2.1%=24,163円
    • 住民税:7,768,000円×10%=776,800円

    よって、税金の合計額は1,951,603円となり、167,415円の節税ができます。

    年収1,500万円の場合

    年収1,500万円の場合の各種控除や税額は、以下のようになります。

    控除や税金の種類控除額・税額
    給与所得控除
    (上限額)
    1,950,000円
    社会保険料控除1,476,000円
    基礎控除
    (年収2,400万円まで一律)
    480,000円
    課税所得額
    (年収−上記3つの控除額)
    11,094,000円
    所得税額
    (課税所得額×33%−1,536,000円)
    2,125,020円
    復興特別所得税額
    (所得税額×2.1%)
    44,625円
    住民税額
    (課税所得額×10%)
    1,109,400円

    不動産投資をやっていなければ、3,279,045円の所得税と住民税を納めなければなりません。

    もし不動産投資をやっていて50万円の赤字が生じている場合、損益通算により課税所得額は10,594,000円となります。

    そのため、各種税金も以下のように減額となります。

    • 所得税:10,594,000円×33%−1,536,000円=1,960,020円
    • 復興特別所得税:1,960,020円×2.1%=41,160円
    • 住民税:10,594,000円×10%=1,059,400円

    よって、税金の合計額は3,060,580円となり、218,465円の節税ができます。

    無料税金対策/資産形成セミナー情報

    勤務医ドットコムでは、医師の方向けに無料セミナーを全国各地で開催しています。
    効果的な節税の方法や相続、資産形成、副業など、収入の多い医師の方にとって有益な情報をお伝えしています。セミナーでは個別相談も実施していますので、あわせてご活用ください。
    先着順となっておりますのでお早目にお申込みください。

    無料税金対策セミナー一覧はこちら

    ピックアップ記事

    1. 投資物件はどう選ぶ?10年運用シミュレーション・都心の新築ワンルームマンション編…
    2. 30代、勤務医、Dさん(年収1050万円)の不動産投資事例
    3. 【ワンルーム投資の視点でみる用語解説】新規賃料を求める鑑定評価手法編
    4. 40代、勤務医、Wさん(年収3000万円)の不動産投資事例
    5. 【ワンルーム投資の視点で見る用語解説】重要な書類編

    関連記事

    1. 不動産投資入門

      医師が節税を行う際の基本的な流れ

      医師が節税を行うためには、正しい手順で進めることが重要です。本記事で…

    2. 不動産投資入門

      医師が節税で不動産投資物件を選ぶ時のチェックポイント

      医師が不動産投資を通じて節税を実現するためには、適切な物件選びが欠か…

    3. コラム

      不動産投資は節税対策に繋がる?メリット・リスクも徹底解説

      不動産投資はただの資産運用ではありません。節税対策としても多くの効果が…

    4. 不動産投資入門

      医師が節税で不動産投資をする際の注意点

      高所得者である医師にとって、不動産投資は有効な節税手段の一つとされて…

    5. 不動産投資入門

      管理委託と自主管理|不動産投資の際にどちらを選ぶべきか

      投資物件で賃貸経営をする場合、建物の管理は欠かせない業務の一つとなりま…

    keyboard_arrow_up