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【税理士連載コラム】ドクターが確定申告を家族に代理でしてもらうのは合法?違法?
一年間の所得に対してかかる所得税を申告・納付するのが、いわゆる確定申告です。
給与所得がある場合、不動産所得がある場合、一時所得がある場合、生命保険控除や住宅ローン控除がある場合など、個人個人によってそのケースは様々ですね。
確定申告の手引書を見ても自分がどこに該当するのかわかりづらく、手続きが煩雑で、忙しいドクターとしては家族や知人に代理でお願いしたいと考えるのも無理はありません。実際そうしているというのも珍しい話ではないでしょう。
しかし、そもそも確定申告を医師の家族などがするというのは合法なのでしょうか、それとも違法になるのでしょうか。 -
【元銀行員が教える】医師にできる 「資産管理会社」を使った節税対策とは?【後編】
本記事は過去に勤務医ドットコムで開催したセミナーの内容を記事にしています。
今回の記事では、資産管理法人設立のメリット・デメリットについて詳しく解説していきましょう。 -
【税理士連載コラム】当直手当には税金がかからないの?
一般的に、「当直」とは所定労働時間外に通常労働とは異なる軽微な労働(基本的には待機労働)に従事することをいい、日中に行う当直は「日直」、夜間に宿泊を伴って行う当直は「宿直」と呼ばれています。
では、当直手当の中に、所得税が非課税となる部分があることはご存知でしょうか。本来、会社から従業員に対して支給される基本給・各種手当などは、そのほとんどに所得税が課せられます。にもかかわらず、なぜ当直手当は一部が非課税となる「税務上の特別な配慮」がなされているのでしょうか。 -
【元銀行員が教える】医師にできる 「資産管理会社」を使った節税対策とは?【中編】
本記事は過去に勤務医ドットコムで開催したセミナーの内容を記事にしています。
所属の病院だけでなく、アルバイトもかけもちして、寝る間を惜しんで長時間働いていたり、仕事が忙しくて家族との時間を作ることができなかったり……。
さらに、「お医者さんの子供はやはり将来お医者さんに」という傾向もあり、教育費はどうしてもかかりますし、住む環境でも、物価が高い地域に生活する方が多く、支出は多くなります。
さらに、所得が高く社会的信用があるため、社会保障、福利厚生等の補助制度がほとんど使えません。
時間も制度補助もなく、そして支出が異常に多く、結局手元にお金が残らない――。本記事では、勤務医の方々のそんな厳しい実情を打破する解決策についてお話ししていきましょう。 -
【元銀行員が教える】医師にできる 「資産管理会社」を使った節税対策とは?【前編】
本記事は過去に勤務医ドットコムで開催したセミナーの内容を記事にしています。
「富裕層って何?」「どうしたら富裕層になれる?」というのは、勤務医の皆さんであれば大いに気になるところでしょう。
私がこれまで勤務医の皆さんの資産形成コンサルティングをするなかで学んだのは、「富裕層の永続性」です。
この世の中は、お金持ちがさらにお金持ちになり続けるという仕組みになっており、この流れは今の時代、ITの進化でよりスピーディーになっています。
これは逆に言えば、その仕組みを学んで、流れに乗って一旦富裕層になってしまえば、永続的に富裕層でいられるということになります。
世の中の富裕層はほぼ100%、資産保有をしている資産家で、いわゆるキャッシュリッチの方はお金持ちではありますが、それだけではプライベートバンカーはつきません。富裕層になるためにはまず、資産を保有していくことを考える必要があります。
そこで本記事では、勤務医の皆さんが富裕層になるためのポイントを解説していきましょう。 -
【税理士連載コラム】クリニックへのインボイス制度の影響 その2
「クリニックへのインボイス制度の影響―その1」では、簡単にどのような制度なのか、クリニックの売手側としての影響について簡単に解説しました。
但し、インボイス制度のクリニックへの影響を考えた場合、収入規模が大きいところや産婦人科や眼科のように自由診療の多い科については、クリニックの中でも消費税を払っている場合があります。
自院が課税事業者の場合は、自院の経理処理にあたっても注意点すべき点があります。今回は、収入の規模別に「売手側」、「買手側」の両視点からインボイス制度の影響について解説したいと思います。 -
特に多忙な医師こそ心がけたい!資産運用で忘れてはいけない4つのこと
医師中でも特に勤務医や経営者、高収入の会社員といった人は、仕事が忙しいだけでなく仕事以外の時間を勉強や自己研さんなどに有効活用している人も多いのではないでしょうか。一方で、そのままでは資産運用に回せる潤沢な資金があっても「運用するために割く時間と労力がない」という状況に陥りかねません。属性が高い人は、銀行や証券会社、不動産会社などからの営業電話も頻繁にかかってきます。多種多様な金融商品や不動産の資産運用を勧誘されるのです。
このような背景から多忙な人たちは、資産運用に関する知識がない状態で営業パーソンに勧められるまま巨額な資金を投じている人も少なくありません。結果として巨額な借金を背負ったり損失を出したりすることもあります。これは、資産運用に関する知識や割く時間がないことが原因なのではありません。
多忙な人たちに適した資産運用の方法を知らないことが根本的な原因なのです。本業が忙しく資産運用に時間を割けないのであればそれを前提とした資産運用の方法を心得ておきましょう。本記事では、多忙な人たちにとって資産運用で忘れてはいけない4つのことについて解説します。 -
資産形成につまずく高年収の医師に共通している2つのこと
先の見えない世の中、将来のために投資をして資産を増やしておこうと考える方は多いかと思います。資産形成は年収が高いほうが有利な気がしますが、意外にも、高年収の方ほどつまずきやすい傾向があります。今回は高年収の方に共通した資産形成のつまずきポイント2つをまとめました。
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大増税時代到来!高所得者の医師が資産寿命を延ばすための防衛術とは
2020年から所得税の給与所得控除の上限金額が減り、基礎控除も所得により段階的に減額していく仕組みに変わりました。医師を筆頭とした高所得者ほど影響を受けやすい今回の改正ですが、今後もこのような改正がないとは限りません。本記事では、ますます高齢化が進み年金不安も叫ばれる中で自分の資産を守り、資産の寿命を延ばす方法を考えてみましょう。