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【現役医師連載コラム】初期研修医が知っておくべき、お金に関する7つの事

医学の勉強と部活や飲み会に明け暮れた医学生時代から一転、いきなり社会に出て初期研修医として活動する前に、お金について理解しておく事は非常に重要です。

今回はそんな中でも、特に重要だと思う事実を7つピックアップしました。

1.お金で時間は買える

よく「時間だけは平等で、どんなお金持ちでも時間を買う事はできない」と言われます。これは真実ではありません。

厳密に言えば、過去の時間をお金で買う事はできませんが、未来の時間をお金で買う事はできます。本来ならばしなくてはならない事、失わなければいけない未来の時間を、お金を使って誰かに代わりにやってもらう事で、自分の「失われるはずだった未来の時間」を買う事は、可能です。

具体的には

・部屋の掃除を清掃代行にやってもらう
・洗濯、簡単な料理などの家事全般をアウトソースする
・買い物を買い物代行にやってもらう

などです。

日常業務で時間を取られる可能性の高い「家事」周辺は、お金で未来の時間を購入するためのホットスポットです。

他にも、これを仕事に応用する事ができます。自分にしかできない仕事、キーになる仕事だけは自分でやって、瑣末で枝葉の仕事を誰かに任せる、アウトソースをして時間を確保する事も可能です。

お金があれば、未来の時間を買う事はできる。これだけはしっかりと覚えておくべきです。

2.お金で経験も買える

お金で買えるのは、時間だけではありません。経験も買う事ができます。

お金で交換できるのは、本質的には「他人の労働」です。お金という対価を支払う代わりに、自分のために誰かを働かせる事ができますから、それによって普段なら体験できない事も体験することができます。

これは、一般的に販売されていない体験も、交渉次第で購入することができます。

例えば

「息子が医学部に入りたいと言うが、家系に医師が全くいないので実情がわからない。医師のあなたに、医師という仕事は実際にどうなのか、2時間ほど息子と話してもらえないだろうか?報酬は20万円支払う、電話もしくはzoomで良い。」

と言われたら、どうでしょうか?請けたくなりますよね。

このように、本来なら一般的に販売されていない体験も、交渉とお金によって購入することができます。

人によっては、これが絶大な効果を生むことがあり、例えば上記の例で言えば「実際に医師の話を聞いたら、思っていたよりも大変そうだからやめておく」という結論を子供が出したことによって、取り返しのつかない大きな判断ミスを防げた可能性があります。これはプライスレスだと言えます。

3.お金は増える

決定的に重要な事項として、お金は自己増殖するという事実は、可能な限り早めに認識するべきです。

なぜならばその原理原則を知っていれば、なるべくお金を早めに貯めて、その貯めたお金の自己増殖をなるべく早く開始することで、労せずお金を得ることができるからです。

この事実に気が付かなければ、お金を貯めようという気持ちさえ起こらないでしょう。結果的に行動に移せなく、お金も貯まらないという事になってしまいかねません。

4.お金は貯める方法は2つしかない

お金を貯めようと思った時、実際にどうやって貯めれば良いのでしょうか?方法はシンプルです。入ってくるお金を増やすか、出ていくお金を減らすかのどちらかしかありません。穴が開いたバケツに水が溜まるようにするには、入ってくる水を増やし、穴から出ていく水を減らすしかないのと同じです。

しかしながら、それだけでは貯まりません。出ていく水以上に、入ってくる水がなければ絶対にバケツに水は貯まりません。バランスが重要なのです。

入金と出金のバランスを明確にして、毎月の収支が黒字になるような計画にしなければ、お金は絶対に貯まりません。

5.税金について知る事はお金を貯める効率的な方法である

税金について知ることは、出ていくお金を減らすのに努力があまり必要ない、時間あたりの効果が高い方法です。

税金に関する知識は膨大なので、一気に覚えるのは困難です。少しずつでも良いので興味を持って、勉強し続けることが大事です。

6.金と結婚は切り離して考える事ができない

結婚はお金でするべきではない、というモラルの話はおいておき、現実問題としてお金と結婚は密接に結びついています。これを無視することは、目を瞑って戦場を駆け抜けるようなものです。ちゃんと目を開けて、攻撃をなるべく避けるように対策をした状態で戦場に行くべきです(それでも被弾することはありますが)。

具体的には「夫婦の収入は合算して折半」が基本です。

例えば年収1500万円の女医さんが、年収500万円のエンジニアの方と結婚したならば、基本的には女医さんが年間500万円、旦那さんに渡さなければなりません。

それが嫌なら、自分よりも年収の高い相手と結婚するしかありません。

これは離婚に至った場合の財産分与でも同じです。今や離婚は3組に1組がすると言われる時代ですから、そこを無視して突き進むのは、無謀だと言えるでしょう。

7.金で世の中のほとんどの問題は解決できるが全てではない

最後に、お金は確かに重要ではあるものの、決して全てではないという事を付け加えておきます。

お金の汎用性、利便性は、確かにかなり高いです。できない事の方が少ないと言えるかもしれません。

しかしながら、いくらお金があっても我が子を抱けない不妊治療を諦めたセレブはたくさんいますし、いくらお金があっても奥さんに愛されない富豪もいます。

お金の効果には限界があると認識しつつも、お金を得る努力を怠らない。それが真の幸せには必要な哲学なのかもしれません。

現役医師連載シリーズ


▼著者
大石龍之介
株式会社ブルーストレージ代表取締役。医師としてクリニックに勤務しながら、不動産投資家としても活動している。

URL:https://bluestorage.co.jp/

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