【前編/地方在住20代医師インタビュー】常に学び続け自分に合う投資スタイルを見極めること | 勤務医ドットコム

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【前編/地方在住20代医師インタビュー】常に学び続け自分に合う投資スタイルを見極めること

インターネットでどこにいてもあらゆる情報が手に入るこの時代。地方に暮らしながら利回りのいい都心のマンションのオーナーとなり資産運用を行う人が増えています。愛媛県松山市在住の田中聖也さんもそんなオーナーの一人。現在、松山市から約670km離れた新宿と虎ノ門にそれぞれ区分マンションを所有しています。

28歳という若さでオーナーデビューをされた田中さん。年齢やマンションとの距離に関して不安はなかったのでしょうか。前編では、不動産投資に取り組もうと考えた背景や購入に向けてどう準備したかについてお話しいただきます。

患者様を影で支える麻酔科医の仕事に感じるやりがい

──愛媛県立中央病院で麻酔科医をされていらっしゃるそうですが、ご出身も松山ですか?
はい。高校卒業まで松山で過ごし、大学は香川大学に進学しました。

──ご家族構成はいかがでしょうか?
妻と7ヵ月の娘、それに僕の3人で暮らしています。結婚して2年目になりました。

──医学の道を志したのはどんなきっかけからですか?
病職には中学生の頃から興味を持っていたのですが、高校の頃、ニュースで毎日のように「100年に一度の不況」といった話を目にした時期があって、しっかり社会貢献しつつ、自分自身も安定して生活できる仕事に就くべきだと考えました。最初は薬剤師になりたかったんですけど、どうせ目指すのであればよりレベルの高いところを目指そうと思い、医師を志しました。

──麻酔科を選ばれたのはどういった理由からですか?
患者さんは手術を受けに来ているわけで、麻酔を受けに来ているわけではありません。つまり、麻酔科医の仕事って裏方なんです。でもそこにやりがいを感じました。性格的にも、自分が先頭に立って手術をする、患者さんを治すというより、それを裏方で支えるほうが僕には合っているんです。

──麻酔科医として一人前になるまではどのぐらいかかるものなのでしょうか。
医師全体では一般的には10年ぐらいと言われてますけど、麻酔科の場合は他の科に比べると成長するのが早い科で、2年ほどである程度のことはできるようになります。僕も研修期間を含めると2年半ぐらい経ちましたので、ある程度は一人で任せてもらえるようになりました。言い方を変えれば、かなり重い責任を負っているなとも感じています。

給与明細を見て節税の重要性を痛感

──資産運用に興味を持たれたきっかけについて教えてください。
大学の低学年時代に解剖学や生理学など、いわゆる基礎医学を学ぶのですが、その時の准教授の先生が授業や実習の際によく資産運用や不動産投資の話をされていたんです。とても博識な先生で、その先生が「お金の知識を持っておかないと損をするよ」というような話をされていたので、「この方が言うなら本当なんだろう」と医学生のうちから興味を持ちました。

──実際に不動産投資をやってみようと思われたのはいつ頃でしたか?
働いて給料をもらうようになり、給与明細の総支給額を見た時ですね。税金の高さに愕然として、そこで投資について本格的に考えるようになりました。収入を増やすには総支給額を増やすか控除額を減らすかの二択になると思いますが、すぐに総支給額を増やすというのは誰にとっても難しいと思います。それなら控除額を減らして節税をするのが近道だろうと考えました。税金は国民の義務ですのでもちろん支払わなければならないものですけど、自分の工夫で少しでも減らすことができるのであれば挑戦してみるのもありかなと思いました。

──それでも20代で投資を始めるというのは早い決断ですよね。
特に不動産投資は若いうちに始めたほうがいいと思っていましたので、早めに動こうと考えました。

──株式や投資信託など、投資には他にもいろいろな種類がありますが、その中で不動産投資に興味を持たれたのはどんな理由からでしょうか?
ミドルリスク・ミドルリターンであるところが一つ。もう一つは不労所得であるということです。実は学生時代に一度、小規模ですが株式投資をしたことがあったんですが、時間を作れずになかなか思うように運用できませんでした。しかし不動産投資は、最初は“苦労所得”になるかもしれませんが、軌道に乗ってくれば“不労所得”になる。そんな点に魅力を感じました。

1日2~3冊のペースで不動産投資の本を読み情報を蓄積

──不動産投資をするにあたってご家族には相談されましたか?
妻には話しました。特に反対されることもなく、「いいんじゃない?」という反応で、ありがたかったですね。家族に反対されて諦める方も多いようなので。

──お医者様仲間や同僚にはお話はされましたか?
実はぜんぜん誰にも話していないんです。

──まわりのお医者さんが不動産投資をやっているようなお話は聞いたことはありますか?
僕より15年ぐらい上の先輩と5~6年目の先輩が、「今の物件の利回りが悪くてどうしよう」みたいな話をしているのは聞いたことがありますね。いろいろ聞いてみると、不動産投資をやっている人は少なくはないようです。

──お若くして不動産投資をされる場合、かなり勉強をしないとなかなか最初の一歩を踏み出せないと思うのですが、どのように勉強されましたか?
投資を始めようと考えて以降、1日2~3冊のペースで不動産投資の本を読み漁りました。電子書籍も含め、手に入る本はほとんど読みましたね。

ただ、不動産投資の本の多くは投資会社さんによって書かれているので、メリットとして書かれている内容も会社さんによって違ってきます。その中から自分の環境、状況を踏まえた投資のスタイルを見極め、冷静に選んでいく必要があると感じました。

──実際に不動産投資をした人が書いた「資産が○億円になった!」というような内容の書籍もありますが、そういうものも読まれましたか?
そういうタイプの本も読みましたが、その方たちが投資をしていた頃とはすでに時代が違っていたりもしたので、それについてもやはり冷静に判断する必要があるなと感じました。

──今もそうした勉強は続けていらっしゃいますか?
そうですね。単に投資だけでなく、市況や法律関係、会計学なども含め、お金に関する知識を幅広く身につけていく必要があると思っているので、隙間時間に勉強するようにしています。

──お忙しい中でも効率的に学ぶ良い方法は何かありますか?
本当に信頼できる方で、かつ不動産投資で自分と同じ状況で成功している方が身近にいれば、その方から学ぶのが一番早いと思います。ただ、僕にはそういう人が周りにいないので、遠回りかもしれないですが書籍メインで知識を得ています。

──最近だといわゆるウェビナーも多いですよね。
それもある程度は書籍と同じで、主催の投資会社さんが自社の経営スタイルに見合ったメリットを説明するわけですから、それが本当にいいのかというのは自分で判断しなければいけないですよね。きちっと知識をつけておかないとその話が本当かどうかわからないので、やはり勉強は必要だと思います。

この続きは【後編/地方在住20代医師インタビュー】「この人なら頼れる」。営業マンとの出会いが購入の決め手に。後編では、営業担当者との信頼関係について、また不動産投資やご自身のキャリアについてのビジョンなどをお聞きします。

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