区分不動産と一棟不動産のリスクを比較 | 勤務医ドットコム

border_colorCOLUMNコラム

区分不動産と一棟不動産のリスクを比較

区分不動産と一棟不動産のリスクを比較

1室を運用する区分不動産投資と、一棟まるごと運用する一棟不動産運用。運用規模が大きければ、投資リスクもあがってしまうのでしょうか。

そこで今回は、区分不動産と一棟不動産のリスクを比較致します。不動産投資のリスクをできるだけ抑えたいとお考えの人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

1.区分不動産と一棟不動産運用の違い

区分所有とは、アパートやマンションのような集合住宅の一室を所有することです。大抵、アパートの場合は一棟所有の方が多いですから、本記事では区分マンション所有にフォーカスをあてて紹介します。

不動産投資の初心者であれば初期投資が少なくて済む「区分不動産運用」を考える人も多いと思います。しかし、区分不動産と一棟不動産投資の違いとは、資金面以外にも運用方法が大きく異なるのが特徴です。

区分マンションは専有部のみの運用ですが、一棟マンションは共有部も管理することになります。また、マンションには他の入居者のみならず管理組合もいますので、他の組織と上手く付き合っていくことも求められます。

2.マンション投資リスクの違い

不動産投資には、「資金リスク」「空室リスク」「流動性リスク」など、いくつかのリスクがあります。まずは、それぞれのリスクの違いをみていきましょう。

リスクの違い

① 区分マンションのリスクとは

区分マンションは、初期投資が少なくて済む分、家賃収入も多くはありません。そのため、管理費や修繕費用の負担が多いため、計画的に修繕費用を積立ていく必要があります。

また、区分マンションの所有者は、管理組合や管理規約に制限されるため、修繕のタイミングや修繕積立金など、管理体制に自由が利かないという点も考慮しなければいけません。

マンションが老朽化し「建て替えたい」と思ったときは、区分マンションの共有者4/5の賛成が必要です。修繕積立金があっても、建て替えに反対している人が一定数いる場合、スムーズに建て替え計画が進まないという点にも注意が必要です。

② 一棟マンションのリスクとは

一棟マンションの所有は多額の費用が必要です。中には億単位で資金を用意しなければいけません。融資を受けた場合は、綿密な返済計画を立てるという問題も発生します。

しかし、一棟所有は空室リスクや管理リスクが少ないというメリットもあります。例えば、区分マンションは退去になれば家賃収入がゼロです。しかし、一棟マンションの場合、
1室が空いても他部屋に入居者がいれば収入がゼロになることはありません。

さらには、災害などで被害を被ったときの損失が大きいという点も、考慮すべきリスク。もし、地盤沈下で建物が傾いたら、全ての部屋の修繕が必要となります。

3.「区分」と「一棟所有」リスクが低いのはどっち?

上記の表をみてわかるように、投資の規模が違う区分マンションと一棟マンションは、運用コントロールのしやすさと自由度が異なります。

以上のリスクを踏まえたうえで、区分と一棟所有では、どちらに軍配があがるのでしょうか。どちらの運用にするかは、「何を優先的に選ぶのか」によります。

① 運用コントロールのしやすさは一棟マンションが有利

区分マンションは少額投資が可能ですが、管理組合や管理規約に制限されるため、オーナーの意思だけでは自由に運用をコントロールできません。しかし、投資規模が小さいため、災害などで資産を失った場合の損失が少ないというメリットもあります。

一方、一棟マンションは多額の資金が必要ですが、オーナーの意思を通しやすく管理環境をコントロールすることができます。

② リスクの低さをとるなら区分マンションが有利

ここまでご説明してきた内容を踏まえると、リスクが低いのは区分マンションですが、投資効果が高いのは一棟マンションです。

もし投資経験が少ないのであれば、低リスクローリターンである区分マンション投資がおすすめ。しかし、投資経験が豊富かつ資金に余裕があるのであれば、一棟所有で資産運用を手掛けてみてもいいでしょう。

まとめ

区分不動産と一棟不動産は、初期投資資金のほか運用方法が異なります。

リスクの低さで選択するなら、区分マンション投資がおすすめです。少額な初期費用ではじめられるうえ、何かあったときの損失分も少なくて済みます。また運用コントロールのしやすさを取るなら、一棟所有がおすすめです。多額の費用が必要になりますが、収益性が高いという特徴があります。

どちらを選択するかは、どのように投資を進めていきたいのかで異なります。ここまで紹介してきたことを参考に、自分のスタイルにあった投資方法を選んでみてください。


不動産運用セミナーTOPはこちら

不動産運用セミナーTOP

無料税金対策/資産形成セミナー情報

勤務医ドットコムでは、医師の方向けに無料セミナーを全国各地で開催しています。
効果的な節税の方法や相続、資産形成、副業など、収入の多い医師の方にとって有益な情報をお伝えしています。セミナーでは個別相談も実施していますので、あわせてご活用ください。
先着順となっておりますのでお早目にお申込みください。

無料税金対策セミナー一覧はこちら

ピックアップ記事

  1. 40代、勤務医Mさん(年収1140万円)の不動産投資事例
  2. 家賃保証は魅力的だけど……サブリースに潜む落とし穴!?
  3. 30代、勤務医、Oさん(年収1100万円)の不動産投資事例
  4. 支払総額はどうなるの?金利の上昇による不安を解消
  5. 30代、勤務医、Yさん(年収1800万円)の不動産投資事例

関連記事

  1. コラム

    【連載】医師と学ぶ資産形成|精神科医 前田先生 Part.5

    医師の方と一緒に資産形成や税金対策を学んでいくスペシャルコンテンツ。…

  2. コラム

    知っておきたい、開業医の確定申告と節税対策

    勤務医で経験を積んだのちに晴れてクリニックを開業する医師は多いでしょう…

  3. コラム

    地震、火災…「災害」が起きた場合、投資した不動産はどうなる?

    先日来襲した台風15号・19号は、日本列島の広範囲にわたり猛威を振るい…

  4. コラム

    不動産投資において都心と地方で迷った時のポイント

    賃貸経営を目的とした不動産投資を行う場合、その不動産の立地の見定めはと…

  5. コラム

    2020年東京オリンピックと不動産投資

    世の中の旬な情報を不動産投資の目線で見ると、別の側面が見えてきます。…

  6. コラム

    勤務医「不動産投資を始めたいけど忙しい」…実際の時間的コストはいかほど?

    高額所得者の医師(勤務医)にとって、働けば働くほど支払額が増えてゆく税…

現在から65歳まで働いた場合の
納税総額はいくら? 簡単・お手軽診断

年収(※1)

万円

年齢(※2)

  • 入力いただいた数値を65歳までの平均年収として算出します
  • 生涯納税額を知りたい場合は、本格的に給与が増えた年齢を入力してください

あなたの想定生涯納税額は

taxです

結果をクリア

  • この金額はあくまで目安の金額です
  • 「(年収-控除額)×税率×65歳までの残りの勤続年数」の計算式で算出しています
  • 年収が増加すると納税額も増加します
年収 税率(住民税10%を含む)
年収195万円以下 15%
年収195万円超~330万円以下 20%
年収330万円超~695万円以下 30%
年収695万円超~900万円以下 33%
年収900万円超~1,800万円以下 43%
年収1,800万円超~4,000万円以下 50%
年収4,000万円超 55%

SEMINAR

節税対策や多忙な方でもできる不動産投資のノウハウをご紹介する無料セミナーを全国各地で開催中です。
詳しく見る

NEW ENTRIES

  1. 【後編/地方在住20代医師インタビュー】「この人なら頼れる」…
  2. 【前編/地方在住20代医師インタビュー】常に学び続け自分に合…
  3. 勤務医と開業医で異なる?節税方法の基本とは
  4. 医療M&Aのメリットと買い手が付くためのポイントは?
  5. 勤務医にとっての銀行とは?これからの正しい付き合い方と不動産…
keyboard_arrow_up