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【連載】医師と学ぶ資産形成|フリーランス医師 滝川先生 Part.2

医師の方と一緒に資産形成や税金対策を学んでいくスペシャルコンテンツ。
今回は、フリーランスの放射線科専門医としてご活躍の滝川先生にインタビュー。
第2回目は、資産運用の必要性についてお話します。

国や組織に頼るのではなく個人で年金を作る時代


千田 滝川先生は将来もらえる年金支給額について気にされてますか?

滝川先生 正直もらえないんじゃないかなと思ってます。ニュースなどみると、恐らくもらえないだろうからって年金を払わない方もいるようですね。

千田 そうですよね。私も年金はもらえたらラッキーくらいの感覚です。私たちの両親、祖父母くらいの世代は、年金は当たり前にもらえるものだという考えの方が多いですよね。でも今の若い世代は、年金は自分で作るものだという意識に変わってきています。海外では、もともと年金は自分で作るっていう考え方なんです。

今は人生100年時代と言われていますし、昨年話題になった老後に必要な資金、2000万問題もありますよね。それに実は、日本ってバブルがはじけてから全然経済指標が上がってないんですよ。世界の主要国の中でも1番上がってないと言われています。

滝川先生 経済がよくなっていないことは知っていましたが、主要国の中で1番とは知りませんでした。ますますもらえるか不安になってきました。

千田 はい。だから国は消費税をアップしたりと税金負担を大きくするしかないんです。個人の負担がどんどん増えていくことで、将来の不安はさらに拡大します。加えて、インフレや少子化問題などもありますよね。だから今は、国や企業に頼る時代ではなくて、自分で資産を作る時代なんですね。

このままだと20年後に厚生年金、25年後に国民年金が枯渇

千田 年金がどういう仕組みで我々の手元に来るかというと、原資は大きく3つあって、1つが毎月の給料から引かれてる保険料ですね。もう1つが会社・病院側が払う保険料です。例えば毎月自分の給料から5万円引かれてたら、会社や病院も5万円、合計で10万円払ってるようなイメージなんです。3つ目が、税金の一部です。ただ、今は高齢化で税金払う人より年金もらう人のほうがどんどん増えていてこれだけでは足りないんですね。なので、GPIFという行政法人が集めたお金を使って運用してるんですよ。

滝川先生 それは、どういう組織なんですか?

千田 国の機関の一部というイメージですね。年金の積み立ては約159兆円あります。一方で、年間の年金の支給額は年間約55兆円。もちろん運用してるので、単純に3年で終わるわけではないんですけども、年金支給額は徐々に上がっていて、運用も何年か前に失敗しちゃって9兆円損しちゃったんですよね。

滝川先生 あら。でもまぁ減ることも当然ありますよね。運用なので。でも159兆円てどうなんでしょう。途方もない金額にも思えますが。

千田 そうなんですよ。一応、安心と言われている国内債券などに投資してるんですけどね。ただ安心なものはそんなに減ることもない分、極端に増えることもない。このままいくと20年後に厚生年金、25年後に国民年金もなくなると言われてるので、もしかしたらもらえない可能性もありますよと。決して原資は多くない、という認識が正しいと思います。

投資は、実際にやってみるとイメージが変わる


千田 さて、投資に話を移しましょう。日本人は投資をしない、といわれています。日本人が投資しない理由として「十分な知識がない」「損をするのが不安」「難しそう」などが多くを占めています。

滝川先生 すごく理解できます。

千田 ただ、実際に投資を始めるとイメージは変わって、投資をした方にアンケートをとると、「銀行に預けるより得」「資産形成に役立つ」「少額から始められる」などポジティブな意見が多く見られます。投資をする前と後でイメージが大きく変わっていることがわかります。今はメガバンクの金利が0.0001%と、バブルの時のように利息があるわけじゃないですからね。少額から始められるNISAのようなものも始まって、イメージは少しずつ変わってきています。先生は今iDeCoとNISAをされているのでしたよね。

滝川先生 そうです。でも大きな額はできないんですよね。

千田 限度額がありますからね。ところで、お医者さんって忙しいから資産運用などの情報があまり入ってこないと伺いました。

滝川先生 そうだと思います。ふるさと納税すらやってない人多いですね。ふるさと納税は安全ですし、確実にプラスになるのでいいですよね。

千田 そうですね。損することはありません。でも、手続きを面倒に思う方も多いみたいですね。

滝川先生 私はネットショッピングみたいで楽しいと思うんですけど、やらない人は最初にサイトにメールアドレスや情報を入れるのがもう面倒なんだと思います。仕事が忙しくて疲れちゃってますから。

千田 忙しくて、そこまで考える余裕がないという方はほんとに多いですよね。ただ、投資のイメージはやはり変わってきていると感じます。以前はある程度仕事も落ち着いてようやく考える方が多かったのですが、最近は30才前後で働き盛りの若い先生のほうがしっかり考えてるイメージです。

滝川先生 私の周りでも、投資など新しいことに取り組んでいるのは、若い先生のほうが多い気がします。

千田 弊社のお客様も、何年か前は40代が中心でしたが、今は30代がすごく増えてきています。20代の研修医の方もセミナーにいらっしゃったりしますよ。

滝川先生 それはすごいですね。私は研修医時代、そんなに資金がありませんでした。

千田 実際に投資するかどうかに関わらず、いろんな情報を知っておいたほうがいいという考えの方が多いようです。

滝川先生 たしかにそうですね。私も、身を守るためにも勉強したいと思います。

【連載】医師と学ぶ資産形成|フリーランス医師 滝川先生 Part.1 はこちら
【連載】医師と学ぶ資産形成|フリーランス医師 滝川先生 Part.3 はこちら

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