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30代の医師は資産形成をすべき! その理由と重要な意識改革について

医師は安定した高収入が得られると考えられています。しかし、高収入だからといって将来が安泰というわけではなく、老後に備えての資産形成は必要不可欠です。
この記事では、たとえ高収入の医師であっても早くからの資産形成がいかに重要かを開設します。
資産形成が必要な背景、資産に対する意識改革について解説し、長期に亘る資産形成の考え方についてもまとめます。資産形成をしっかり考えたい医師の方は、ぜひご一読ください。

退職金で資産形成を始めるのでは遅い

若い世代でも資産運用が必要な理由を解説しましょう。

・老後に新しいことを始めるのはリスクが大きい
まず、老後にゼロから資産運用を開始するのは、現実的ではありません。年齢的に新しいことをゼロから学ぶのは大変な労力です。若いうちであれば新しい知識はそう苦労せず吸収できますし、万が一損をしても取り返す「時間」があります。

「退職金で初めての投資をして大きな損失をこうむった」といった話は珍しくありません。投資未経験者が突然運用をしてうまくいく方がレアケースでしょう。

資産運用は若いうちから長期に亘って行うべきであり、退職金で一気に増やそうとするのはあまりにも危険です。

・資産運用は長期で行うと成功しやすい
投資に「絶対」はありません。しかし、長期運用であれば、運用方法さえ選べば比較的利益が出やすいのです。
高齢になってからのスタートでは長期運用は厳しいものがあります。30代からスタートしておけば、何十年に亘る投資が可能になるのです。

・長期投資は複利運用が決め手
長期投資は複利効果を得られるので、資産形成が容易です。資産運用で得た利益を元本に追加して再投資していく複利運用は、利益を再投資しない単利運用よりスピーディーに資産が増えていきます。

時間の経過とともに単利運用と複利運用の差は拡大。天才物理学者アインシュタインは、複利効果のことを「人類最大の発明」と称賛したというエピソードが残っているほどです。
複利と単利の比較は、下記のサイトを利用すれば入力するだけで簡単に結果が出ます。

カシオ計算機 計算サイト

たとえば100万円を年利3%で運用した場合、30年経過すると単利は190万円で複利が242万7,262円。
金額を少し大きくしてみましょう。3,000万円を年利3%で30年運用すれば、単利5,700万円、複利7,281万7,874円です。

医師の給与水準は低下する可能性がある

高収入の医師でも早めの資産運用開始が必要なのには、確実性以外にも理由があります。医師の給与水準は、将来的にはおそらく低下すると考えられているからです。理由は、医師の供給過剰時代の到来。

厚生労働省の推計によれば、2028年ごろに医師不足は解消され、人口減もあり、将来的に医師は供給過剰になると考えられています。需要と供給のバランスが変化すれば、医師一人当たりの給与は当然下がるでしょう。
給与が高いうちに資産運用を開始し、将来に備えておくのが賢明です。

高額な出費を避ける意識が大切

基本的に高額所得者である医師は、累進課税制度の日本では収入の約半分が税金と言っても過言ではありません。
2万円稼いで手元に残るのは1万円と考えれば、1万円のものを手に入れるためには、2万円の収入が必要ということです。

そのため、医師にとっての支出管理は、資産形成において効果大。見直すポイントはまず固定費です。固定費は一度減らすと年間で効果が得られるため、非常にメリットがあります。

また、家・車・時計など、周囲と比較して満足感を得られる高額商品の購入も要注意です。

周囲との比較で得られる満足感は、以外に長く続かないもの。このような欲望からは早めに解放された方が良いでしょう。

資産形成は年に1度見直そう

長期投資のメリットとして、「日々の投資成績にストレスを感じなくて済む」という点があります。
株式投資であれば、株価変動が大きなストレスになるものです。
株価に一喜一憂し、仕事中やプラーベートの大切な時間もそのことで頭がいっぱいになってしまいます。

・日々の評価額は気にしなくて良い
長期投資の場合、短くても数年、基本的には数十年といった長いスパンで運用するので、日々の評価額に一喜一憂する必要はなし。穏やかな日常が過ごせます。

・長期運用向きの商品を選ぶ
長期の資産運用には緩やかな安定成長の商品がおすすめです。数十年の単位で考えれば、世界経済が成長していくのはほぼ確実。「投資対象が世界経済全体」の投資信託などを、長期に亘って積み立てするようなタイプの投資で大損することは考えにくいでしょう。

米国も人口増加と人口構成比が比較的健全で、世界経済同様の成長が期待できます。積み立ては、証券会社の自動積立などであれば、一度の手続きでOK。

「長期運用」という観点では、不動産投資も候補になります。1年に一度は資産形成を見直し、予測通りに増えているかの確認、ライフスタイルの変化との乖離がないかのチェックをするのが良いでしょう。

まとめ

資産は時間をかけて形成することでリスク回避の可能性が高くなります。退職金を手にしてから資産運用をスタートすると、年齢的にも投資期間的にもリスクが大き過ぎます。30代から始めるのがおすすめです。

将来的に医師の給与水準はダウンする可能性が高いと言われています。家計を見直し、高額な出費を避け、長期的な資産形成を行えば、将来的な収入減を恐れる必要はありません。長期運用であれば、1年に一度程度の見直しで問題ありませんので、多忙な医師にも十分可能でしょう。

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